当寺は、根子岳と四阿山(あづまやさん)をそれぞれの源流に、静寂な谷あいに轟音をたてて流れ落ちる御神体でもある不動瀧(85m:左下の写真右)と権現瀧(75m:左下の写真左)。不動瀧、権現瀧の二瀧の総称を「米子大瀑布」と言います。権現瀧が轟音とともに豪快に落ちる男性的なイメージに対し、不動瀧は柔らかなシルクの布を扇状に広げて幾重にも落としたような霧状の瀧。瀧のしぶきが舞い上がる様は昇龍のごとく、あるいは天女の羽衣にも見え、大自然の驚異の世界を目の当たりにできます。古来より不動瀧は別名「白龍の瀧」、権現瀧は別名「黒龍の瀧」、二つを総称して「双龍の瀧」と呼ばれています。修験者のあいだでは、不動瀧は単独で「大瀧」とも呼ばれています。 両瀧の間に建立されている奥之院の本堂(とび地境内)は千葉成田の不動尊、新潟菅谷の不動尊と並び日本三大不動尊の一つです。古くから全国に知られた熊野信仰・山岳修験道の聖地です。 |